中国共産党の最も厄介な相手 ナバロ氏が米次期貿易顧問に
時に、誰よりも早く目覚めた人は孤独を感じるものである。ピーター・ナバロ氏が中国共産党への警告を訴えていた頃、アメリカのビジネス界やウォール街は「親中ムード」一色で「さぁ、中国進出だ」という声が至る所で上がっていた。そのため、ナバロ氏は長年他の経済学者から批判された。
12月4日、トランプ氏はピーター・ナバロ氏の貿易顧問への任命を発表した。トランプ政権の貿易政策を支えたタカ派の象徴であるナバロ氏は、中国共産党に対して強硬な立場を取り、粘り強い政策を推進していた。これはまさにトランプ政権の特徴である。新政権においても、その影響力は貿易戦争から地政学、人権問題に至るまで多岐にわたるだろう。
スティーブ・ジョブズが言った「世界を変えられると本気で信じられるほど狂気じみた人だけが、本当に世界を変えられる」という言葉がナバロ氏にも当てはまる。2016年から、世界秩序を根本的に変える重要な存在として、アメリカと中国に変化をもたらした。
関連記事
IMFが中国経済の危機を分析。共産主義の統制が壁となり、国民の消費が進まない歪んだ構造を指摘しています。なぜハイテク投資ばかりで生活が楽にならないのか? 中国が抱える「イデオロギーと経済」の矛盾を解説
ホルムズ海峡の混乱により、世界の注目は紅海の入り口「バブ・エル・マンデブ海峡」へ。ジブチで隣接する米中両軍の基地を比較し、輸送ルートの支配権を巡る現状を解説。米国の圧倒的優位と中国の弱点を解き明かす
米国の軍事行動によりイランが経済的・軍事的に窮地に立つ今、中東から中国・ロシアに至る世界の勢力均衡が変化している。同盟国欧州の非協力的態度を批判しつつ、トランプ政権による戦略的勝利の兆しを論じる
中東は「敵か味方か」だけでは語れない、複雑な利害が絡む場所。2026年、米国が仕掛けた「二重封鎖」という新戦略が、イランや中国の計算をどう狂わせるのか。平和を揺るがす「急所」の正体を分かりやすく解説
ホワイトハウス記者夕食会で起きた暗殺未遂事件は、我々にとっての「清算の瞬間」だったのではないだろうか