12月4日、ピーター・ナバロ氏がトランプ次期大統領の貿易顧問に任命された。(Samira Bouaou/The Epoch Times)

中国共産党の最も厄介な相手 ナバロ氏が米次期貿易顧問に

時に、誰よりも早く目覚めた人は孤独を感じるものである。ピーター・ナバロ氏が中国共産党への警告を訴えていた頃、アメリカのビジネス界やウォール街は「親中ムード」一色で「さぁ、中国進出だ」という声が至る所で上がっていた。そのため、ナバロ氏は長年他の経済学者から批判された。 

 12月4日、トランプ氏はピーター・ナバロ氏の貿易顧問への任命を発表した。トランプ政権の貿易政策を支えたタカ派の象徴であるナバロ氏は、中国共産党に対して強硬な立場を取り、粘り強い政策を推進していた。これはまさにトランプ政権の特徴である。新政権においても、その影響力は貿易戦争から地政学、人権問題に至るまで多岐にわたるだろう。

スティーブ・ジョブズが言った「世界を変えられると本気で信じられるほど狂気じみた人だけが、本当に世界を変えられる」という言葉がナバロ氏にも当てはまる。2016年から、世界秩序を根本的に変える重要な存在として、アメリカと中国に変化をもたらした。

▶ 続きを読む
関連記事
戦争は破壊をもたらす一方で、医学を飛躍的に進化させる「残酷な教室」でもあった。トリアージの誕生から現代の政治的圧力まで、歴史の光と影を検証。医学が権力の道具と化す危うさを説き、不変の倫理を問い直す
2026年4月、イランとの交渉決裂を受け、米国はホルムズ海峡の「限定的封鎖」という実力行使に踏み切った。全面戦争を避けつつ、イランの急所を突くワシントンの冷徹な「勝利の定義」と、その戦略的規律を解説する
設立20周年を迎え「世界第一のショー」と称賛される神韻芸術団。中国共産党による執拗な妨害工作を跳ね除け、なぜ彼らは五大陸で主流社会を魅了し続けるのか。中共が恐れる「真・善・忍」の力と、神韻が世界を席巻する9つの理由を解き明かす
NASAは、月面基地建設や予算再配分による探査加速を鮮明にした。トランプ氏の主導で米国は、中国との宇宙覇権争いで圧倒的優位に立ち、月の戦略的支配を狙う
トランプ政権が引き起こす2026年の世界激変を、歴史学者V・D・ハンソンが鋭く分析。イランや中南米での独裁打破と、ロシア・中国への新戦略が、米国を大戦後最大の黄金時代へと導く可能性を説く衝撃の論考