「税金滞納倒産」過去最多の176件 中小企業の苦悩が浮き彫りに
2024年、税金や社会保険料の滞納が原因で倒産した企業の数が過去最多を記録した。東京商工リサーチの報告によると、この「税金滞納倒産」は176件に達し、前年の92件から91.3%増加した。
この増加には、多くの中小企業が深刻な経済的課題に直面していることが関係している。多くの企業が過剰な借金を抱え、新たな資金調達が困難な状況にある。円安による物価上昇、人材確保のコスト、賃上げなどが企業の収益を圧迫し、厳しい経営状況の中で、運転資金の確保を優先せざるを得ない状況が生まれている。
倒産件数を産業別に見ると、サービス業が49件で最多となり、前年比88.4%の増加を示した。建設業も42件と、前年比162.5%の大幅な増加となっている。特に売上高に対する人件費の比率が高い労働集約型の産業で収益性の低い企業ほど、税金滞納のリスクが高いことが明らかになった。
関連記事
原油価格の上昇やインフレ懸念を背景に世界的な債券安が進むなか、日本国債の利回り上昇は主要7か国(G7)の中で最も小幅にとどまった。日本は国内総生産(GDP)比で200%を超える政府債務を抱える一方、政府が保有する金融資産を差し引いた純債務は粗債務を大きく下回った。
日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%に引き上げることを決めた。1.25%は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。利上げは前回から3か月ぶりで、これまでよりもペースを速めて利上げに動いた形となった。
総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。
サウジ東西原油パイプラインが無人機攻撃で停止。赤澤経産相は、約200日分の官民備蓄と米国・UAEからの代替調達により必要な原油量は確保できると説明した。一方、中東情勢の不透明感で価格上昇が懸念される
経産省はGX戦略地域の第1弾として18地域を認定した。データセンター集積型は9地域全てが選ばれ、AI普及で増える電力需要への対応と地域産業・雇用の創出を目指す。コンビナート再生型は川崎市のみ認定された