「下請け」から「中小受託」へ 取引関係の公正化目指し法律用語変更へ
公正取引委員会と中小企業庁は、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の改正に向けて、「下請け」という用語の見直しを検討している。この法改正により、「下請事業者」を「中小受託事業者」に、「親事業者」を「委託事業者」に変更する方針だ。日本経済新聞などが報じた。
この動きは、「下請け」という言葉が発注企業と下請け企業の間に上下関係のイメージを与えるという指摘を受けてのものだ。政府は、より対等な取引関係を促進するため、この用語変更を含む法改正を進めている。
下請法は、大企業と中小企業の取引の公正化や中小企業の利益保護を目的としている。今回の改正では、用語の変更だけでなく、取引条件の改善も検討している。具体的には、親事業者による下請事業者との価格交渉の義務化や、約束手形の廃止などが含まれる。
関連記事
日本が深海6千mでレアアース採取に成功。世界を驚かせたこの快挙は、中国の「資源兵器化」を無力化し、日本の「資源貧国」脱却を予感させる。独占体制の終焉と、新たな国際秩序へのカウントダウンを読み解く
高市政権による対中強硬姿勢と日中関係の緊張を背景に、日本のスーパーでWeChat PayやAlipayの導入廃止が相次いでいる
日銀が公表した12月会合議事要旨で、9人全員が賃金・物価上昇継続を指摘。円安・労働不足によるインフレ圧力を考慮し、追加利上げを視野に。実質金利はマイナス圏で、金融緩和継続中
総務省発表の12月消費者物価指数は前年比2.1%上昇、日銀2%目標を上回る。コアCPIも2.4%上昇も鈍化。日銀は金融政策会合で金利0.75%据え置き。植田総裁「影響評価に時間必要」と慎重姿勢
財務省発表の貿易統計で、12月輸出は前年比5.1%増の10兆4千億円、4か月連続拡大。円安が価格競争力を高め電子部品などが好調。一方対米輸出減で貿易黒字は1057億円に縮小した