中谷元防衛相(KAZUHIRO NOGI/AFP via Getty Images)

日中防衛交流 6年ぶり実施 中共軍の活発化に「相当厳しく言及」

中谷元防衛相は17日の記者会見で、中共軍の東部戦区代表団が13日から17日にかけて日本を訪問し、6年ぶりに日中の部隊間交流が再開されたことを明らかにした。この訪問は、2019年以来途絶えていた両国の防衛交流の再開となった。

東部戦区は東シナ海を管轄し、台湾周辺での軍事演習も行う中共軍の重要な部隊である。6人からなる代表団は、東京の自衛隊中央病院や京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴基地を視察し、防衛省や自衛隊の幹部と意見交換を行った。

中谷防衛相は会見で、日本側から中共軍の活動活発化に対する深刻な懸念を伝えたことを強調した。特に尖閣諸島周辺での中国側の活動について「相当厳しく言及した」と述べ、両国間の緊張関係も浮き彫りになった。

▶ 続きを読む
関連記事
富士通は3月10日、防衛装備庁の防衛イノベーション科学技術研究所から「令和7年度 意思決定迅速化実験装置の研究試作に基づく防衛用マルチAIエージェントによるAI幕僚能力獲得の研究」を受注したと発表した。AIエージェントを活用し、自衛隊の意思決定を支援する新たな作戦支援技術の研究開発を進める
3月9日、日本初の国産の長射程ミサイルの発射装置を陸上自衛隊の駐屯地に搬入した。中共による安全保障上の脅威に対応するため、日本が踏み出した重要な一歩との見方が広がっている
国産の遠距離ミサイルを搭載した発射装置の第一陣が9日、陸上自衛隊の駐屯地に搬入された。読売新聞によると今月23日以降にも熊本市の陸上自衛隊・健軍駐屯地に配備される予定だ。
小泉防衛大臣が航空自衛隊松島基地(宮城県)を視察し臨時記者会見を行った。東日本大震災から15年を迎える被災地への思いや、イラン情勢に伴う邦人退避への備え、松島基地の今後の運用方針などを語った
王毅外相の会見の裏に潜む中国の「三戦(法律戦・心理戦・世論戦)」の真の狙いが、日本の自衛権制約と沖縄の主権剥奪にあることを暴き、日本が取るべき対抗戦略を提言するオピニオン記事