アメリカを弱体化させる気候変動規制 中共は規制を回避し成長を続ける
堅固な軍事力の維持には強い経済基盤が必要である。そして、強い経済基盤を支えるためには、経済的にも科学的にも合理的な規制が求められる。しかし、多くの政策立案者は科学的にも経済的にも合理性を欠いた合理性を欠いた、イデオロギー色の強い極端な規制案に傾倒しており、これが経済や軍事に悪影響を及ぼしている。
こうした問題は、2024年11月11日から22日にアゼルバイジャンのバクーで開催された国連気候変動会議(COP29)で顕在化した。この会議やパリ協定の前提は、人為的な気候変動が人類の存続にとって脅威であり、規制や技術革新によってその影響を緩和し、逆転させることが可能であるというものである。
これらの主張を推進する人々は、発展途上国が「古くて汚い従来型技術」ではなく、いわゆる「グリーンテクノロジー」を使用して発展を続けられるように、より発展した国々が数千億ドル、場合によっては数兆ドルを支援する責務があると主張している。
関連記事
米ヘグセス国防長官、米軍の「戦士の文化」再建を強調。DEI政策の見直しや昇進基準の厳格化を進め、戦闘力と即応態勢の強化を訴えた
トランプ流の過激な交渉術「取引の極意」は単なる暴言か、それとも高度な外交戦略か。パナマ運河やグリーンランド、NATOなどの具体例から、摩擦を生みつつも成果をもたらす独自の交渉スタイルの本質と成否に迫る
IMFは中国の経済成長率見通しを下方修正した。不動産市場の低迷や消費・民間投資の弱さが続く一方、中国経済は輸出への依存を強めている。EUとの貿易摩擦や「中所得国の罠」など今後のリスクを読み解く
少子化対策は給付金だけで十分か。人口減少を単なる家計や労働力の問題にとどめず、歴史と文明の危機として捉え直す。近代の個人主義を見つめ、家族を公共善として次世代へ命と文化を継承する倫理を問う論考
中共空軍が初めて海外に基地を設置した。中共軍は、東南アジアのラオスの首都ビエンチャンから北へ約48キロのバンクン空港に、「中国・ラオス共同支援訓練センター」を設置した。