2013年2月22日、中国南部の広東省深圳市にあるフォックスコン採用センターの門の外で待つ男性。 台湾の技術大手フォックスコン(Foxconn)は2月21日、広大な中国工場での新規採用を減速したと発表したが、同社が生産するアップルの「iPhone 5」の需要低迷との関連は否定した。 CHINA OUT AFP PHOTO (Photo credit should read STR/AFP via Getty Images)

中共が鴻海の外国移転阻止 先端技術等の管理を強化

中国経済の衰退が進む中、資金の流出が加速している。しかし、中国からの撤退はますます難しくなっている。英国の『フィナンシャル・タイムズ』によると、中国共産党(中共)当局は先端技術の管理を強化し、企業が設備や技術、人材を他国に移転することを阻止している。これには、最近インドで事業展開を進めているアップルの主要パートナー鴻海精密工業(Foxconn)も含まれる。

外国企業が次々とサプライチェーンを中国市場から移転させる中、同紙は、中共当局が先端技術の管理を強化し、企業の移転を阻止していると報じている。これにより、重要な技術を中国に留めようとしている。

中経院第一研究所の王国臣助研究員は「技術管理や行政的制約に加え、より一般的で持続的なものは外国為替管理であり、資金の国外流出を防いでいる」と述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
米商務省はインド、インドネシア、ラオスからの太陽光発電部材に対し高率な反ダンピング・相殺関税を最終決定した。中国企業の迂回輸出を阻止し国内製造業を保護する狙いだが、過剰在庫を巡る貿易摩擦は激化している
中国の輸出急増と貿易黒字拡大を受け、米欧など世界的な反発が強まっている。関税逃れのためのサプライチェーン迂回や見せかけの脱中国化が進む中、過剰生産を世界に押し出す中国の経済モデルへの圧力が本格化している
G20で際立った各国の「対中包囲網」。安価な輸出攻勢や人民元の過小評価に対し、世界が突きつける厳しい視線と協調の課題、そしてかつてのプラザ合意の再来を模索する国際社会の動向を読み解く
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る
現在、中国に足を踏み入れた者、とりわけ華人は、拘束されたり「有罪」とされたりする可能性がある。その時点で何をしたかだけが理由になるとは限らず、何年も前の言動やインターネット上の投稿が問題とされる可能性もある。