江藤農林水産大臣記者会見(農水省)

日本農産物の扱いに注目 トランプ関税問題

トランプ米大統領が輸入農産物に対して4月2日以降に関税を課す考えを示している。日本の江藤拓農相は「日本の農産物は対象外にすべきだ」との見解を示した。江藤農相は11日の閣議後記者会見で、米国が検討中の関税の対象国や品目についてはまだ明確ではないとしつつも、「日本は対象にすべきではない」と強調している。日本経済新聞などが報じた。

トランプ大統領は、インドや中国、欧州連合(EU)などで米国産農産物が十分に受け入れられていないとの不満を示している。この背景には、米国の貿易赤字解消を目指す政策が含まれている。日本もトランプ政権の通商政策の影響を受ける可能性があり、特に農産物関税が課されるかどうかが注目されている。

トランプ大統領は3日、自身のSNSで「4月2日以降、海外産の農産物には関税がかかる」との認識を示し、米国内の農家に対して「国内で販売する農産物の大量生産」を呼びかけている。この呼びかけは、米国の農業市場を保護し、国内での生産を促進する狙いがあるとされている。

▶ 続きを読む
関連記事
経産省はGX戦略地域の第1弾として18地域を認定した。データセンター集積型は9地域全てが選ばれ、AI普及で増える電力需要への対応と地域産業・雇用の創出を目指す。コンビナート再生型は川崎市のみ認定された
スコット・ベッセント米財務長官は9月8日、外国為替市場で円安を見込む取引を続ける市場参加者に対し、自身には日本政府や日本銀行の政策動向を把握できる「情報面での優位性」があると強調し、「望むなら私と反対に賭けてみろ」と警告した。
日銀による9月の利上げが市場の共通認識となりつつある中、円相場は一時、1ドル=152円付近まで上昇し、10年物国債利回りも一時3%を突破した。市場の関心は、9月に利上げするかどうかから、日本の金利がどこまで上昇するのかへと移りつつある。
片山さつき財務相は9月8日の閣議後記者会見で、2027年度から2年間、飲食料品の消費税率を1%引き下げる方針を巡り、赤字国債に頼らず財源を確保する考えを示した。税収動向を精査するほか、租税特別措置や補助金の見直し、税外収入の確保などを進める。
財務省が9月7日に公表したデータによると、日本の外貨準備高は8月末時点で1兆2075億2400万ドルとなり、7月末から795億7500万ドル減少した。減少率は約6.18%で、記録が残る中で最大の月間減少幅となった。