総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。上昇率は7月の1.8%から0.1ポイント縮小しており、電気代やガソリンなどエネルギー価格の下落が物価上昇を抑えた。
総合指数は102.2で、前年同月比1.9%上昇した。季節調整済みの前月比は横ばいだった。生鮮食品とエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)は102.5となり、前年同月比1.9%上昇。伸び率は前月と同水準を維持した。
物価を押し上げたのは食料品や日用品などである。生鮮食品を除く食料は前年同月比2.7%上昇した。品目別では緑茶が31.5%、まぐろが24.4%、キャベツが45.0%上昇した。外食のすしは11.2%、ポテトチップスは10.6%、からあげは10.0%それぞれ値上がりした。
生活関連では家事用消耗品が10.1%上昇し、洗濯用洗剤も10.9%上昇した。設備修繕・維持では外壁塗装費が6.4%上昇した。携帯電話機は10.2%、自動車保険料(任意)は5.9%、診療代は3.2%上昇し、物価を押し上げた。
一方、エネルギーは前年同月比0.7%下落し、寄与度はマイナス0.05となった。電気代は2.4%、ガソリンは2.6%それぞれ下落した。これに対し、灯油は15.5%、プロパンガスは6.9%上昇した。
教育関連では授業料等が前年同月比6.4%下落し、このうち私立高等学校授業料は73.2%下落した。宿泊料も1.4%下落した。
携帯電話通信料は前年同月比では1.6%上昇したものの、前月比では1.9%下落した。エネルギー価格の下落や、生鮮食品を除く食料、宿泊料、携帯電話通信料の上昇幅縮小などが、コアCPIの上昇幅を前月から縮小させる要因となっている
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