ワシントン - 6 月 5 日: 2003 年 6 月 5 日にワシントン DC で撮影された米国議会議事堂。米国議会、米国上院、および米国下院の両院は国会議事堂で会合します。 (写真提供:ステファン・ザクリン/ゲッティイメージズ)

臓器強制摘出に焦点  米議員が法輪功保護法案を再提出

2024年末、アメリカ議会は人権に関する法律「法輪功保護法案」を提出したが、上院が大統領選挙で忙しかったため、当年の立法年度内に成立しなかった。最近、米議会の両党議員が、再び同じ法案を提出し、早急に上下両院での投票を経て成立させるように準備を進めている。今回の新しい法案は、前回と同様、中国共産党(中共)による臓器狩りや反人道的問題に焦点を当てている。この法案が成立すれば、中共に対抗する米国の非常に重要な武器となるだろう。

英語版大紀元のワシントンDC駐在ベテラン記者テリー・ウー氏は、新唐人テレビの番組『菁英論壇』で次のように述べた。米国議会の上下両院議員が再び「法輪功保護法案」を提出した。下院版は2月24日に、上院版は3月3日に、それぞれ提出された。特筆すべき点として、前回上院で、この法案を主導したマルコ・ルビオ氏は現在、アメリカ国務長官となっており、彼の友人で同僚でもあるテキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員が、その役割を引き継いだ。両氏とも中国の人権問題について、積極的に発言してきた議員である。また、ペンシルベニア州選出の共和党下院議員スコット・ペリー氏とニューヨーク州選出の民主党下院議員も共同でこの法案を推進している。この民主党議員は、法輪功学習者が主催する神韻芸術団の拠点が管轄区内にある人物だ。

テリー・ウー記者によれば、今年提出された上下両院の法案は内容が一致しており、昨年下院で通過したものとも同じ内容である。このため下院での通過は基本的に問題なく、手続き的な再審議のみとなる見込みだ。

▶ 続きを読む
関連記事
米下院で可決された「強制臓器摘出阻止法案」を巡る、中国共産党の生体臓器収奪に関する公聴会の解説記事。法輪功やウイグル人等から臓器を強奪する非人道的な国家犯罪の実態と、米国の超党派による対抗措置を報じる
米議会で中国共産党による臓器収奪に関する公聴会が開催。法輪功学習者やウイグル人らを対象とした強制検査や臓器データベース構築の証言が相次いだ
中国の病院で臓器ドナーの確保を医師の査定基準とする動きが広がり、波紋を呼んでいる。献血やドナー提供が昇進に直結する異常な評価制度に、失踪事件への関与を危惧する市民からは「非人道的だ」と非難の声が上がる
ヘリテージ財団が7日、中共による強制臓器摘出をテーマとした討論会を開催。クリス・スミス議員は、中共による生体臓器摘出はすでに「工業的規模」に達しており「ナチスに匹敵する」と指摘した
米国の著名ジャーナリスト、ヤン・エキレック氏が「中共の生体臓器収奪問題」を暴露した『Killed to Order』はベストセラーリストにランクインした。本書のベストセラー化は、決して単純な出来事ではない