習近平の権力に挑戦? 中共軍部で進行する内部闘争
習近平政権下で進む中国共産党(中共)軍部の粛清と内部反発が注目を集める。側近の失脚や権力闘争が激化し、体制そのものに亀裂が生じる可能性がある。この状況は中国国内だけでなく、国際社会にも重大な影響を及ぼす。
アメリカの著名な中国問題専門家ゴードン・チャン氏は3月19日、アメリカの『ザ・ヒル』に寄稿した記事で、中国共産党の軍内部で衝撃的な権力闘争が繰り広げられていると指摘する。チャン氏は、この闘争が続けば、世界で最も危険な事態の一つになる可能性があると警告する。
チャン氏の分析によれば、習近平はここ数年、「反腐敗」の旗の下、軍に対して10年以上にわたる大規模な粛清を実施し、軍権を自身の手中に収めようとしてきた。しかし、今や軍内部で反撃の兆しが見え始めている。
関連記事
孔子が説く「好学」の真意を『論語』学而篇第十四章から読み解く。学ぶことの本来の喜びとは何か。物欲や名利にとらわれず、徳を修め日々自らを正す楽しさを見出すことこそが真の学びであると伝える、深い示唆に富む解説
防衛省の沿岸防衛構想「SHIELD」を巡り、米ボーイングが無人戦闘機MQ-28を日本に提案する方針を示した。導入は未定だが、実現すれば南西諸島の監視や日米豪の連携に新たな選択肢となる
中国共産党大会以降、中央軍事委員会やロケット軍などで高級将官の調査・失脚が相次ぐ。軍の最高指導機関は7人中5人が調査・処分対象とされ、上将級幹部の長期不在も広がる。習近平体制の軍統制に深刻な亀裂が生じている可能性を追う。中央軍事委員会では、張又侠・劉振立両氏の調査・解任などを経て、体制の大幅な縮小が報じられている
姿を見せないイラン最高指導者モジタバ。生死不明の傀儡を擁立し、誰も異論を唱えられない異様な状況を作り出すことで自らの絶対的権力を誇示する革命防衛隊バヒディ総司令官――独裁体制が抱える暗部に迫る
5年前から激変した世界情勢を保守派の視点から鋭く読み解く。カナダや中南米との関係変化、中東におけるイランの弱体化、先端技術での優位性を根拠に、アメリカが今まさに圧倒的な優位に立っている理由を論じる