2024年2月22日、ミズーリ州のアンドリュー・ベイリー司法長官が2024年保守政治行動会議に参加(DOMINIC GWINN/Middle East Images/AFP via Getty Images)

米ミズーリ州 中国に240億ドルの賠償命令 農地など中国資産の差し押さえへ

米ミズーリ州のアンドリュー・ベイリー司法長官は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う損害に対し、中国側に240億ドル(約3.6兆円相当)の賠償を命じた連邦裁判所の判決を受け、中国資本が保有する農地などの資産を差し押さえる手続きに入る方針を明らかにした。

ミズーリ州は、中国共産党(中共)がパンデミック初期に個人用防護具(PPE)を買い占め、同州の医療体制に重大な支障を及ぼしたと主張し、同党を提訴していた。本訴訟は前任の司法長官により提起され、2025年1月にベイリー氏が審理を終えている。

3月7日、同州の連邦地方裁判所は、中共および関連する中国政府機関9つの被告が、ウイルス発生当初の情報隠蔽や防護具の買い占めなどを通じて、州に深刻な損害を与えたと認定し、賠償を命じた。

▶ 続きを読む
関連記事
FBIのパテル長官は、全米規模の治安対策「オペレーション・サマー・ヒート 2.0」の始動を発表した。昨年の作戦や春の集中取り締まりで記録的な逮捕者と押収量を達成。犯罪率が大幅に低下する中、さらなる壊滅を狙う
米国立衛生研究所(NIH)の研究者2名が、コンゴからエムポックスウイルスなどを米国内に密輸した容疑で起訴された。混雑した民間機で危険な病原体を無許可で持ち込んだ形であり、虚偽説明の罪も含め最大5年の禁錮刑に直面している
米上院公聴会にて、医師らが「mRNAワクチンが予期せぬがん発症に関与した可能性がある」と証言した。一方、専門家からは「現時点で臨床的証拠はなく、因果関係は不明」との慎重論も出ており、議論が分かれている
米国人記者トーマス・ポーケン被告が、中共の情報機関員の指示で情報提供や報告書作成を行い、報酬を受け取っていたことを認め、有罪答弁した。量刑は9月1日に言い渡される予定で、最長10年の禁錮刑などが科される可能性がある
米AI企業Anthropicが、最先端AIの開発減速や一時停止を提言。AIが自ら性能を高める「再帰的自己改良」への接近が、社会に重大なリスクをもたらす可能性を指摘した。