外務省(Shutterstock)

日本の抗議に対応せず 中国外交部「相互尊重が当然」と主張 外務省「削除要求続ける」

3月21日に行われた石破茂首相と中国の王毅外相との会談を巡り、中国外交部が発表した内容が事実と異なるとして、日本政府が抗議を行った。この問題について、中国外交部の郭嘉昆副報道局長は24日の記者会見で「国家間の交流において互いの立場を尊重するのは正常なことではないだろうか」と述べ、日本側の抗議に疑問を呈した。

中国外交部は、石破首相が会談中に「中国側が詳しく説明した立場を尊重する」と述べたとする声明を発表。しかし、日本政府はこれを「事実と異なる」として即座に削除を求めた。林芳正官房長官は24日の記者会見で、「外交上のやり取りで詳細は明らかにしないが、事実と異なる発表が行われたことは遺憾である」と強調し、中国側に対して正式な抗議を行ったことを明らかにした。

また、日本側は会談中、東シナ海問題や中国で拘束されている日本人の早期解放、日本産農水産物の輸入規制撤廃など、両国間の懸案事項についても議論したとされる。しかし、中国側の発表にそのことは触れられていない。

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