石破茂首相(Getty Images)

石破首相 物価高対策発言で陳謝 支持率急落と政権の難題

石破茂首相は27日の参議院予算委員会において、先日公明党の斉藤鉄夫代表に伝えた物価高対策に関する発言について陳謝した。首相は「私の発言によって、予算委員会の審議中にご心配やご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と述べ、発言の趣旨を説明した。複数のメディアがこの発言を報じている。

石破首相は25日に斉藤代表と会談し、2025年度予算案の成立後に強力な物価高対策を打ち出す考えを伝えていた。しかし、27日の予算委員会で首相は「新たな予算措置を打ち出すことを申し上げたものではない」と釈明。さらに、「補正予算や来年度予算に盛り込んだあらゆる政策を総動員し、物価動向やその上昇が家計や事業活動に与える影響に細心の注意を払いつつ、物価高の克服に取り組んでいく」という趣旨であったと説明した。

予算委員会では、高額療養費制度の見直しや選択的夫婦別姓制度の導入など、石破内閣の基本方針に関する質疑が行われた。石破政権の支持率が大幅に低下する中、物価高の問題は政府・与党が目指す年度内の予算成立に向けた新たな障害となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
今回の外為法改正では米国の対米外国投資委員会(CFIUS)を参考に、省庁横断の審査組織「日本版CFIUS」を創設。重要インフラや基幹技術の流出防止を図ることで、日本の経済安全保障を強化することを目的としている
外国人が日本で永住許可や在留資格の変更・更新を行う際に必要となる手数料の上限を大幅に引き上げる改正出入国管理・難民認定法が、5月29日の参院本会議で可決、成立した
参議院は27日「国家情報会議設置法案」を可決した。中共による対日スパイ活動が拡大する中、与野党は同機関の発足後、日本国民と国家利益の保護が実効的に図られることを期待している。
「国家情報会議設置法案」が正式に可決、首相直属の「国家情報局」の設立が決まった。台湾の認知戦専門家は「誰が情報活動を行っており、日本が非常に危険で深刻だと感じているか、それは中国共産党だ」と述べた
「地域の希望ある未来を築くために、どうか御一緒に――」。高市総理が全国市議会議長会で強く訴えたのは、国と地方の結束だった。中東危機に備えた3兆円強の補正予算や、現場の「目詰まり」解消に向けた協力要請など、また共に危機を乗り越え、日本を強く豊かにする「地域未来戦略」を訴えた