パナマ運河の戦略的重要性 トランプ大統領と中共の攻防
パナマ運河を巡り、米中の戦略的競争が激化していた。CKハチソンによる港湾売却計画に、中国共産党(中共)が反発する中、トランプ大統領は、パナマ運河の管理権奪還を示唆した。国際貿易の要衝であるパナマ運河の重要性と、米中の思惑を徹底解説しよう。
香港の大富豪 李嘉誠氏が率いるCKハチソンは、最近、世界23か国の43の港湾事業を228億ドルで売却する計画を発表した。その中には、パナマ運河の両端に位置する港も含まれていて、取引相手は、米国の投資大手ブラックロックが率いるコンソーシアムであった。
このニュースが報じられると、中国共産党は激怒し、機関紙を含む複数のメディアが、10本以上の記事を連続して発表し、李嘉誠氏を批判した。なぜ共産党は、李嘉誠氏によるパナマ運河の港の売却に、強く介入しようとしているのか。また、トランプ大統領は、パナマ運河の主権を取り戻す意向を示したことで、この運河が注目される理由と、その重要性について考えてみよう。
関連記事
米ホワイトハウスは1月7日、トランプ政権が「米国の利益に合わない」と判断した66の国際機関や国際的な枠組みから離脱したと発表した。国連関連を含む広範な組織が対象
米トランプ政権は、外国から米大学への資金提供を公開する新ポータルを開設した。カタールや中国が数十億ドル規模で上位に並び、学術分野を通じた対外宣伝や影響力行使への警戒が強まる
「グリーンランドのいたる所がロシアや中国の船で埋め尽くされている。国家安全保障の観点から、我々にはグリーンランドが必要だ」とトランプ氏は述べた
米国がベネズエラのマドゥロ大統領を空爆で拘束。中国ネットは「逃げ場のない亀」「2026年最初の朗報」と大興奮。中共特使との会談直後だけに「習近平の関与?」と皮肉が飛び交い、「次は中共高官」と期待高まる
米軍はベネズエラのマドゥロ氏拘束作戦を完遂。トランプ大統領は米国民に演説。暫定統治と石油産業への巨額投資、「トランプ・コロラリー」による議会承認なき軍事行動の正当性主張など9つの要点をまとめた