2025年4月2日、アメリカのトランプ大統領はワシントンD.C.のホワイトハウスのローズガーデンで「アメリカを再び豊かに」というテーマのイベントを開催し、相互関税政策を発表した。(Saul Loeb/AFP)

トランプの相互関税 世界経済の再編とその影響

4月2日、アメリカは全面的な相互関税政策を開始した。各国製品への関税引き上げが、世界経済に波紋を広げた。株価の下落や金価格の上昇など、市場は混乱する中で、アメリカの政策意図と各国の対応、そして世界経済の未来を徹底分析しよう。

ベテランジャーナリストの郭君氏は「菁英論壇」で、今回のアメリカの全面的な相互関税は、単なる措置ではなく、単純に関税を相互に課すものではないと指摘する。むしろ、関税、国家補助金、外国製品の国内進入に対するリスト管理など、一連の措置に対する総合的な反応であるという。

例えば、中国がアメリカから輸入する自動車の関税は15%であるが、外国自動車の販売には、多くの非関税障壁が存在する。指定販売価格や特許など、すべて政府の特別な承認が必要なのであり、さらに、大部分の合弁企業は、政府と密接な関係を持つ企業であるため、中国でアメリカ車を購入すると、その価格は、アメリカでの販売価格の何倍にもなると言う。これが非関税障壁の実態であった。

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