ルッテNATO事務総長(Photo by WOJTEK RADWANSKI/AFP via Getty Images)

ルッテNATO事務総長が日本初訪問へ 岩屋外相インド太平洋地域への関与強化を要請

北大西洋条約機構(NATO)の事務総長であるマーク・ルッテ氏が、2025年4月8日から9日にかけて日本を訪問する。これは、ルッテ氏が事務総長に就任して以来初めての日本訪問となる。

ルッテ氏は滞在中、中谷元防衛大臣との会談や横須賀基地および三菱電機鎌倉製作所の視察を行う予定。石破茂首相や経済産業大臣武藤容治氏、国会議員らとも会談し、日本の産業界代表者とも意見交換を行う。さらに、慶應義塾大学では「NATOと日本—相互に結びついた世界における強固なパートナーシップ」というテーマで講演を行い、対話を通じて日本との関係強化を図る予定だ。

今回の訪問に先立ち、日本の岩屋毅外相は4月2日から5日にかけてブリュッセルで開催されたNATO外相会議に出席し、インド太平洋地域へのNATOの関与強化を求めた。岩屋外相は、「欧州大西洋とインド太平洋地域の安全保障は不可分である」と述べ、両地域が直面する課題に対して共同で取り組む重要性を強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党が古屋圭司衆院議員に制裁を科したが、専門家は効果は乏しいと指摘し、台湾に友好的な議員へのけん制や国内向けの政治的意図に過ぎないとの見方が強い。制裁は逆に「勲章化」する可能性もある。
中東情勢の緊迫化で原油供給が不安定化する中、東南アジアなどアジアの一部諸国が代替原油の確保に苦慮する一方、中国共産党が石油の購入と備蓄を進めていることに批判が集まっている。
G7の財務相は17日、重要鉱物における対中依存を減らすことで一致。片山財務相は「いずれにせよ、中国(共産党)による武器化がすべての人にとって脅威を構成している以上、われわれは行動を取らなければならない」と述べた。
中東情勢の緊迫化と中国の石油買い占めによるエネルギー危機が迫る中、高市首相はアジアの供給網を強靭化する新枠組み「パワー・アジア」を発表した。医療物資確保など日本経済防衛の要となる施策を解説
日本とポーランドの関係が新たなフェーズへ。「包括的・戦略的パートナーシップ」への格上げと、Xで明かされた両首脳の知られざる舞台裏