登山中に遭難した場合でも、空が見える場所であれば現在地を伝えるメッセージを送ることが可能となり、アウトドア活動での心強い味方になる。災害時にも緊急速報の受信や安否確認が可能となり、人命救助や不安解消につながる活用が期待されている(shutterstock)

KDDIとスペースX スターリンク衛星とスマホの直接通信サービス開始

KDDIとスペースXが10日、共同で、日本国内初となる「Starlink衛星とスマートフォンの直接通信サービス」を開始した。

サービス名は「au Starlink Direct」これまで通信が困難だった山間部や離島などの圏外エリアでも、空が見える場所であればスマートフォンを通じて通信が可能になる。

KDDIの発表によると、今回のサービスはSMSなどのメッセージ送受信機能からスタートし、2025年夏以降にはデータ通信にも対応する予定。対応端末は約50機種、600万台に上り、最新OSへのアップデートを行うことで申し込み不要で利用できる。

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