阿蘇山の噴火警戒レベル3に引き上げ 火口から約2キロで噴石・火砕流に警戒

2026/08/14 更新: 2026/08/14

福岡管区気象台は8月14日午後3時45分、阿蘇山に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「2(火口周辺規制)」から「3(入山規制)」へ引き上げた。中岳第一火口からおおむね2キロの範囲では、大きな噴石や火砕流への警戒が必要だ。

14日午後3時すぎには、中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅が、毎秒4マイクロメートルを超えた。

14日に実施した現地調査では、火山ガスの二酸化硫黄の放出量が1日当たり2千トンを超え、急増していることも確認された。6日の前回調査では1日当たり1200トンだった。

火山活動がさらに高まっていることから、中岳第一火口からおおむね2キロの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある。

気象台は、同火口からおおむね2キロの範囲で、噴火に伴って弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけた。風下側では、火山灰に加え、小さな噴石が風に流されて遠方まで降る可能性があり、火山ガスにも注意が必要である。

熊本県の阿蘇市、高森町、南阿蘇村では、火口周辺への入山規制などの警戒が求められる。気象台は、地元自治体などの指示に従い、危険な地域へ立ち入らないよう求めている。

エポックタイムズの記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。他メディアが報道しない重要な情報を伝えます
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