日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている。
2026年愛知・名古屋アジア大会の柔道で、選手が相手にかみつく珍しい事件が起きた。中国の唐婧は10月1日、女子70キロ級の準々決勝で日本の前田凛と対戦した際、寝技の攻防中に相手の左腕にかみつき、はっきりとした歯形を残した。最終的に審判から反則負けを宣告された。前田凛は勝ち上がった後、さらに2試合に連勝し、金メダルを獲得した。
両選手は試合開始から約1分後、寝技の攻防に入った。試合が1分12秒まで進んだ時点で、唐婧が前田凛の左腕にかみついた。その後、両選手はもつれ合ったまま場外に出たが、審判が「待て」と声を掛けても、唐婧はかみついたまま離さなかった。この一連の行為は20秒以上続いた。
前田凛は直ちに、左腕をかまれたと審判に訴え、腕の歯形を示した。審判団は試合映像を確認した後、唐婧の反則負けと判定した。日本メディアによると、唐婧はその際、両腕を広げ、判定への疑問を示した。
五輪で2度銅メダルを獲得し、試合の解説を担当していた中村美里は該当する映像を見て驚き、残された歯形から判断して「強くかまなければ、あのような跡は残らない」と述べた。
関連動画は10月1日にXで公開され、約1日で閲覧数が累計974万回近くに達し、1万2千回以上転載された。唐婧の行為に不満を示すコメントが多数寄せられた。
「柔道は日本が世界に広めたスポーツだ。試合は礼に始まり、礼に終わる。汚い手段で勝とうとする人は柔道をするのにふさわしくない」とのコメントもあった。
中国メディアは「誤って負傷させた」と説明 ネット利用者「かみつきの言い訳だ」
事件は中国本土のインターネット上でも議論を呼んだ。捜狐(搜狐)の記事は、この事件を「物議を醸す判定」と表現し、唐婧が攻防の中で「不注意で」前田凛にかみつき、はっきりとした歯形を残したと伝えた。
しかし、こうした説明に中国本土のネット利用者から疑問の声が上がった。コメント欄には「もう言い訳をするな。実にばかげている」「かみつきを『うっかり』と説明するとは、あまりにも恥ずかしい」といった投稿があった。
試合後、唐婧は取材に応じなかった。香港メディアによると、記者の質問に「ノー」とだけ答え、その場を立ち去ったという。
編集責任者:林琮文
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