高市早苗首相が、8月15日の終戦の日に合わせた東京・九段北の靖国神社への参拝を見送る方向で調整に入った。複数のメディアが報じている。
高市首相は閣僚在任中や政府の役職に就いていなかった時期を含め、これまで終戦の日や春秋の例大祭に靖国神社への参拝を重ねてきた。しかし、昨年10月の首相就任直後に行われた秋季例大祭と、今年4月の春季例大祭では、いずれも参拝を見送った。今回も参拝しない公算が大きくなっている。
11月に中国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた日中首脳会談の実現を見据え、中国側の強い反発を避ける意図もあるとの見方もあがっている。またトランプ米政権が日中関係の悪化を憂慮していることも、参拝を見送る背景にあると考えられる。
木原稔官房長官は7日の記者会見で、終戦の日の参拝について「首相が自身で適切に判断されることだ」と述べるにとどめている。
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