当時の様子。2025年4月22日、中国貴州省貴陽市。(スクリーンショット)
経済悪化で過熱する客争奪戦 

客を奪い合うタクシーにはねられた「タクシー待ちの男」=中国【動画あり】

これはアクション映画ではない。中国貴州省の省都・貴陽市の路上で、現実に起きた「客争奪バトル」だ。

4月22日、タクシーを拾おうと手を挙げた男性市民に向かって、2台のタクシーが同時に突進。どちらが先に客を取るか——まるで命がけのチキンレースのような惨劇が、現場に居合わせた別の車のドライブレコーダーが克明に記録していた。

映像には酔っぱらった様子の男性が、道路脇でタクシーを呼ぶ様子、そこへ獣のように飛び出す2台のタクシー。次の瞬間、1台が男性の懐へ飛び込んだ。幸い男は間一髪で反応し、タクシーのボンネットに手をついて後ろへと自ら跳ねた。なんとか車と体の直接の接触を避けたものの、彼の体は宙を舞ってとんぼ返りをし、その後、路上を転がった。

▶ 続きを読む
関連記事
インド政府は最近、デリーに設置されている中国製監視カメラ約14万台を、4月1日から段階的に交換する方針を明らかにした
中国の2026年成長目標引き下げの裏側に迫る。不動産不況や人口減少、統計データの不透明さを専門家が鋭く分析。公式発表の「5%成長」という数字と、冷え込む民間経済の乖離から、中国経済の真の実態を浮き彫りにする
中国で話題 雨に打たれ動かないライオン、その姿が「失恋した人みたい」と共感呼ぶ
正直「観光どころじゃない」? 北京で観光したら…5日で手荷物検査6回、身分確認15回。どこへ行っても止められる
中国経済の減速が鮮明となり、外資撤退や民間企業の不振が雇用環境を悪化させている。若者の就職難と低賃金が深刻化し、消費控えも拡大。社会全体に先行き不安が広がるも、打開策は見いだせていない