アメリカ 新防空システム「ゴールデンドーム」への期待と現実
アメリカのトランプ大統領は、難攻不落の新たな防空システム「ゴールデンドーム」構想を発表した。開発に成功すれば、アメリカ全土に大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発の侵入も許さない体制ができあがるが、その道のりは遠い。主な原因は、実戦とかけ離れた兵器の運用テスト体制にある。
アメリカ海軍のケビン・アイヤー元大佐は4月5日にジャーナルで「The Illusion of BMD Testing in Ships(弾道ミサイル防衛運用テストの幻想)」を発表、イージスシステムを搭載した米駆逐艦および巡洋艦の弾道ミサイル迎撃シミュレーションがいかに非現実的かを指摘した。
テストで使用される艦船には電子機器を冷やすための特殊な空調設備が搭載され、博士レベルの技術者が入念な準備を行う。また、気球から発射されたミサイルを巡洋艦が実際に迎撃する際は、実戦では想定できない過剰支援、事前準備、状況設定がなされていた。
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28日、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、アメリカが現在、超大規模な艦隊をイランに向けて接近させていると明らかにした。この艦隊は高速かつ強力な火力を備え、圧倒的な存在感を持ち、空母「エイブラハム・リンカーン」を中核とする。規模は、かつてベネズエラに派遣された艦隊を上回るという。
南アジアの安全保障は陸上中心から海洋へと重心を移しつつある。インド洋ではインドの海洋核抑止強化と中国の情報活動が交錯し、制度不在の中で誤算や緊張激化のリスクが高まっている。
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