中共百年は中国の「真の恥辱」 余茂春氏が語る中国現代史と民族復興の虚像
アメリカの中国問題専門家・余茂春氏が「中共百年こそ中国の真の恥辱」と断言し、民族復興のプロパガンダや歴史の捏造、国民への抑圧の実態を鋭く分析し、真の中国復興に必要な条件を語った。
アメリカのハドソン研究所中国センター主任の余茂春(Miles Yu)氏が、台湾の聯華電子創業者・曹興誠氏のYouTube番組「知定講堂」に登場し、中国共産党(中共)による「民族復興」プロパガンダの本質と、百年にわたる中国人民の苦難について鋭く指摘した。
余茂春氏は番組の冒頭で、「中共が存在したこの百年こそが、中国の本当の百年の恥辱だ」と断言した。中共は、阿片戦争以降の百年(1839~1949年)を「屈辱の時代」として宣伝し、民族復興の旗印のもと、自らを中国の救世主と位置付けてきた。しかし、余氏は「中共が語る百年屈辱は、実は、自らの犯罪を覆い隠すためのスローガンに過ぎなかった」と喝破した。
関連記事
トランプ流の過激な交渉術「取引の極意」は単なる暴言か、それとも高度な外交戦略か。パナマ運河やグリーンランド、NATOなどの具体例から、摩擦を生みつつも成果をもたらす独自の交渉スタイルの本質と成否に迫る
少子化対策は給付金だけで十分か。人口減少を単なる家計や労働力の問題にとどめず、歴史と文明の危機として捉え直す。近代の個人主義を見つめ、家族を公共善として次世代へ命と文化を継承する倫理を問う論考
中国による米国債売却は「ドル離れ」を意味しない。真の狙いはドル資産の多様化や対米交渉における揺さぶりの誇示に過ぎず、海外経由の保有や国際的なドル支配の実態を見れば、人民元の台頭論は虚構であると暴く
便利さに流されがちな現代で、私たちはお金を通して何を生かし続けたいのか。人里離れた牧場でレストランを営む著者が、中央集権的な仕組みに対抗し、個人の消費選択が地域や未来を形づくる意義を問いかける論評
1992年米大統領選でブッシュを敗北させた「不況」の虚構を検証し、実態以上に選挙を動かす経済認識の危うさを指摘。現政権下の好景気や課題を踏まえ、来る中間選挙で共和党が勝つための戦略を論じる