(Taras Grebinets/Shutterstock)
腰を守る習慣

背骨の健康を支える簡単ストレッチ

この簡単なストレッチは、背中の筋肉のこわばりをやさしくほぐして柔軟性を高め、長い目で見て腰椎(腰の背骨)のケガのリスクを減らすのに役立ちます。

腰椎は背骨の中でも特にケガをしやすい部分です。立ち上がるときや重い物を持ち上げるとき、あるいは少しかがんで物を拾うときなど、日常的に頻繁に使われています。加齢や長年にわたる悪い姿勢によって、腰椎に繰り返し負担がかかり、それがやがて病的な変化につながることもあります。

台湾の全生中医診所院長で整形外科医の陳兆龍氏は、腰椎を守るには「筋肉のこわばりと緊張を避けること」が大切だと話します。彼は腰椎の健康を保つための、簡単で実践的な背骨のストレッチを紹介しています。

▶ 続きを読む
関連記事
痛みによる睡眠阻害は寝る前の準備で防げます。背中・首・股関節・胸など、体の緊張をほどき、夜の痛みを軽減し眠りの質を高める6つのエクササイズを紹介します。
長時間のパソコン作業で手首が重い人へ。中医学が教える“陽渓”マッサージで、気血を巡らせ手の疲れを癒す。現代の疲労に効く古典の知恵とは?
毎日100分歩くだけで、腰痛リスクが約4分の1に! 特別な運動は不要。速度より「歩く時間」がカギという最新研究の結果とは?
「空腹で運動すると脂肪が燃える」――それ、実は一部の人には危険かもしれません。専門家が語る、効果を下げないための正しい運動タイミングとは。
朝の関節や筋肉のこわばりは、冷えや疲労が原因のことも。手足の動きを逆方向に動かすことで、血流を促進し、筋肉の張りをほぐす効果が期待できます。