中国共産党の権力中枢中南海の一つの入口。(ROMAN PILIPEY/AFP via Getty Images)

すでに操り人形? 習近平の権力崩壊と孤立の現状

中国共産党(中共)の習近平党首は、急速に権力基盤を失っている。軍と党における粛清、側近の排除、元老や軍幹部の台頭などにより、中国の政局は大きく動揺している。

最近、大紀元は中共上層に通じる確かな情報源から極めて重要な情報を入手した。現在、党・政府・軍の最高指導者という肩書を保持する習近平は、表面上こそその地位にとどまっているが、実質的には完全に行き詰まりを迎えた。中共元老の温家宝や、中央軍事委員会第一副主席の張又侠が、政局の主導権を握る存在となっている。

情報筋の分析によれば、習近平は昨年4月から権力を喪失し始めた。何度も挽回を試み、場合によっては軍事力の行使を画策したが、いずれも成果を得られなかった。現在の習近平は、自らの意志ではなく、他者の指示通りに「演技」する状態に陥っている。ロシア訪問もその一環であり、行動のすべてが台本に基づいて進められている。中共上層部は今なお次の一手を決定できず、混迷を深めている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国は少子化と高齢化が急速に進行し、労働力や経済成長に深刻な影響が広がっている。長年の政策と経済構造が出生率低下を招き、政府の対策も効果を上げていない
ドイツは中国の通貨政策や国家補助金、安全保障行動を問題視し、G7など民主主義国による協調対応を提唱。経済と安保の両面で対中姿勢を転換している
ロシアは大規模攻撃を続けるが、死傷者の増大や国内不満で先行きは不透明。ウクライナは欧州支援と技術優位で持ち直し、戦局は一方的劣勢ではなくなりつつある
2026年上半期、中共軍の台湾海峡・西太平洋での活動は大幅減。背景には指揮系統の混乱、装備・維持管理の課題、日米の抑止強化があり、対外行動は全体に抑制的となっている
欧州経済の低迷を機に、ケインズ主義の「節約のパラドックス」を痛烈に批判する論評。過剰消費と政府債務が招いたゾンビ国家化を指摘し、真の経済成長には安易な金融緩和ではなく、地道な「貯蓄と投資」こそが必要だと説く