令和7年5月30日、釧路市・鶴間秀典市長は「ノーモア メガソーラー宣言~釧路湿原をはじめとする豊かな自然と再生可能エネルギーの調和を目指して~」を行った。(提供:釧路市)

釧路市「ノーモア メガソーラー宣言」 全国から反響 「自然と調和しない太陽光発電は望まない」

北海道釧路市は、太陽光発電施設、いわゆるメガソーラーの設置について、市としての意思を示すため、「ノーモア メガソーラー宣言」を発表した。これは、釧路湿原をはじめとする市内の豊かな自然環境や、希少な動植物の生息地を守ることと再生可能エネルギーの調和を目的としている。鶴間秀典市長は2025年5月30日の定例市長記者懇談会で、「自然環境と調和が成されない太陽光発電施設の設置を望まない」と明言し、市の方針を明確に示した。

釧路市によると、近年、釧路湿原周辺ではメガソーラー建設が相次ぎ、環境や地域社会への影響が懸念されてきた。釧路湿原はラムサール条約にも登録されている国際的な保護湿地であり、タンチョウなど多様な生態系を支えている。しかし、条例による規制が整備されていない現状を狙い、条例制定前の駆け込みで新たな建設計画が持ち上がっているのが実情だ。

このような状況の中、自然環境の破壊を心配する多くの市民の声が市に寄せられており、これが今回の「ノーモア メガソーラー宣言」発表を強く後押しする形となった。

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