6月13日,イスラエル空軍の戦闘機は、精密な情報に基づき、ナタンツ地域にあるイラン政権のウラン濃縮施設を夜間に攻撃した。(提供:イスラエル大使館)

イスラエルによるイラン攻撃についてこれまでにわかっていること

イスラエルの軍用機は6月13日早朝、イラン全土への空爆を開始した。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、これは国家を守るための重要な措置だと述べた。

「イスラエルは先ほど、『ライジング・ライオン作戦』を開始した。これはイスラエルの存亡に対するイランの脅威を後退させるための標的型軍事作戦である」とネタニヤフ首相は、最初の砲撃の報道が出た直後のテレビ演説で述べた。

ネタニヤフ首相は演説で、イランには核弾頭9個分に相当する高濃縮ウランが備蓄されており、数カ月以内に最初の核弾頭を生産できる可能性があると述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
イラン全土で1月8日夜にインターネットが遮断された。抗議活動は12日目に突入し、経済危機に抗う市民が拡大。NetBlocksが政府の検閲と指摘。テヘランで革命防衛隊展開、軍投入懸念高まる。トランプ大統領が報復警告
近年、中国共産党(中共)とイランの協力関係は着実に深化しており、経済、エネルギー、軍事、戦略の各分野で緊密に結 […]
イランで経済悪化に抗議する市民デモが全国27州に拡大。当局の暴力鎮圧で35人死亡、1200人拘束。トランプ大統領が介入警告を発し、緊張高まる今回の抗議は過去3年間で最大規模の民衆運動である
トランプ大統領は1月2日、イラン情勢をめぐって強い警告を発した。トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「もしイラン当局が平和的な抗議者に発砲したり、暴力的に弾圧したりすれば、米国は介入する」と投稿した。
イランで通貨リアルの暴落を機に大規模デモが勃発。経済的困窮への不満は、瞬く間に「イスラム体制打倒」を掲げる政治闘争へと変貌した。亡命中のパフラヴィー元王太子への期待が高まる中、現体制が直面する危機の全貌を解説