中国発貨物便がイラン方面へ迂回 中東緊迫の中 波紋広がる
中国共産党国有企業が出資するルクセンブルクの航空会社カルゴルクス(Cargolux)社、その運航する貨物便が、中国からルクセンブルクへの定期ルートを外れ、イラン方面へ進路を取ったように見えるとして、SNS上では「北京とテヘランを結ぶ空の橋ではないか」との憶測が広がった。
問題となったのは、カルゴルクス航空インターナショナルによるCV9736便である。6月15日、中国・鄭州を出発し、目的地はルクセンブルクとされていた。しかし、フライト追跡サイト「Flightradar24」のデータによれば、同機はトルクメニスタン上空で突然イラン方向に進路を変更し、トランスポンダ(識別装置)をオフにした後、レーダー上から信号が確認できなくなった。トルクメニスタンはイランと国境を接し、テヘランの親密な同盟国と見なされる国である。
別の追跡サービス「FlightAware」のデータは、同機がルクセンブルクへ向かう前にトルクメンバシ空港に一時着陸した可能性を示し、また「AirNavRadar」でも、同機がトルクメニスタン領空を通過後、追跡不能となったことが記録されていた。
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