画像(左)は消えた江蘇省の張強さん一家。画像(右)は消えた山東省の李佳隆一家。(スクリーンショット)
声を上げたら消される国──「また一家が消えた」

家族の死の真相を追及していた家族が消息不明に 中国で相次ぐ「一家全員失踪」

「わが子の死の真相を知りたい」と声を上げた遺族が、そのまま一家ごと姿を消す──。いま中国で、そんな信じ難い事件が相次いでいる。

最近、中国SNSでは江蘇省連雲港(れんうんこう)市に住む張強(ちょう・きょう)さん一家4人の行方を全国で捜す動きが広がっている。

きっかけは2023年末、張さんの息子である当時学生の張新偉(ちょう・しんい)くんが河川で遺体となって発見された事件だ。息子の不審死に関する真相と関係者への処罰を求めて張強さんはSNS通じて世論に訴え、助けを乞うていたが、2024年1月、見知らぬ人物の訪問を受けた後、張さんを含む家族4人は突如として姿を消した。(消された?)

▶ 続きを読む
関連記事
中国・重慶市で、住民がマンホールを開けてみると、中は排水設備ではなく、ただの土の穴だった。「これでは洪水になるのも当然だ」とネット騒然
昨年、ライブ配信中に「習近平は独裁者だと思いますか?」と質問した後に失踪した中国の15歳の少年が、約1年ぶりに安否を報告。精神病院や特殊教育施設に収容されていたという
神を選ぶか、党を選ぶか。中国では今も、多くのキリスト教徒がその二者択一を迫られている。今回も、共産党の管理下に入ることを拒む教会の礼拝に警官約60人が突入し、子供をを含む33人が連行された
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
中国・深圳の貿易展示会で、外国人を雇ったサクラ動員疑惑が浮上。数百人の出展者が返金を求めて抗議し、警察も出動