2022年6月6日、ノースダコタ州グランドフォークス空軍基地で第319航空機整備中隊のパイロットが無人機の点検を実施した。(U.S. Air Force photo by Senior Airman Ashley Richards)

米上院 中国企業の米軍基地周辺の土地取得を規制強化へ 国家安全保障対策

米上院は、中国企業による米軍基地周辺の土地取得を防ぐため、国家安全保障を強化する新法案を提出した。グランドフォークス空軍基地近隣での中国企業による土地取得未遂事件を受け、既存の審査体制の抜け穴を塞ぎ、外国資本による重要軍事拠点周辺の不動産取引を厳格化する動きが加速している。

3年前、中国の阜豊グループはアメリカの法制度の隙を突き、ノースダコタ州グランドフォークス空軍基地から車で約20分の土地取得を試み、あと一歩で目的を達成するところであった。

この取引は首都ワシントンD.C.にも警戒を呼び起こし、議会と国家安全保障機関は外国企業による軍事基地周辺の不動産取引を見直す機運を強めた。最近、米上院銀行委員会は「Protect Our Bases Act(我々の基地を守る法案)」を提出し、既存の審査体制に潜む抜け穴を塞ぎ、中国関連企業が米軍の重要拠点周辺に土地を取得することを防ぐ措置を講じようとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ大統領主導の新組織「平和委員会」が始動。世界40カ国以上が集結し、ガザ地区の復興に向け50億ドルの拠出を表明。米国の強力な関与のもと、停戦維持と人道支援、インフラ再建を目指す歴史的枠組みを追う
ミラノ五輪で注目される米国アリサ・リュウ選手。金メダル有力者だが、父の天安門民主運動の過去から中共スパイ工作の標的となった過去を持つ。FBI保護下で北京五輪を戦い抜き復帰
ドナルド・トランプ政権は2月16日にマニラで実施した米フィリピン高官協議を受け、中国共産党政権の攻勢を抑止するため、フィリピンにより高度なミサイルシステムを追加配備する計画だ
米テキサス州のケン・パクストン司法長官は17日、ネットワーク機器メーカー「ティーピーリンク」を提訴したと発表した。訴状では、同社が製品の販売にあたり誤解を招く宣伝を行ったほか、中国共産党が米国の消費者の所有する家庭内機器にアクセス可能になると指摘
ルビオ米国務長官のミュンヘンでの演説は多くの欧州指導者を不安にさせたが、それでもなお、万雷の拍手で迎えられた