「黄石博仕肛腸医院」。(スクリーンショット)
「治療」より「売上」。中国の病院で横行する過剰医療の実態…

手術率90%超! 患者の不安につけ込み手術を乱発 “稼ぎ場”と化した中国の医療現場

「手術の必要がない人にまでメスを入れる」──そんな信じがたい医療行為が、中国・湖北省のある病院で常態化していたことが発覚した。

問題の病院は、民間の「黄石博仕肛腸医院」だ。肛門や消化器系を専門とするこの病院では、実際には手術の必要がない患者に対しても、積極的に手術を行っていた。その結果、調査対象となった125件のカルテのうち、113件(約90.4%)で「過剰医療」の問題を確認した。中には、手術が禁忌とされる状態の患者にまでメスを入れていたケースもあった。

さらに検査では、同院の全体の手術率が90%を超えており、地域平均の40%前後を大きく上回っていた。医師らは「今日中に手術しないと危ない」と患者の不安をあおり、初診当日に即手術を実施、手術中には無断で高額な医療材料や薬品に差し替え、事後に「緊急だった」などと説明して、高額な請求を行った事例も確認した。

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