ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官 Madalina Vasiliu/The Epoch Times

米国がワクチンアライアンス(Gavi)へ資金提供停止 ワクチン安全性への対応問題視

米国は、ワクチンの安全性問題への対応方法を変更しない限り、Gaviという世界的なワクチン組織に資金を提供しない方針であると、ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官が6月25日に同組織の資金調達イベントで語った。

「私はGaviについて多くの点で敬意を抱いている。特に、世界中の人々が医薬品を手頃な価格で入手できるようにするというGaviの取り組みは高く評価している。Gaviはその点については非常によくやってきた」とケネディ氏はサミットで流された録音メッセージで述べた。「しかし残念ながら、普遍的なワクチン接種を推進するあまり、ワクチンの安全性という重要な問題がなおざりにされている」。

米国は2001年以降、Gavi(Global Alliance for Vaccines and Immunisation:ワクチンと予防接種のための世界同盟)に80億ドルを提供してきた。米国は同組織最大級の資金提供国の一つである。

▶ 続きを読む
関連記事
ファイザー社の開発中のmRNAインフルエンザワクチンに、FDA長官は「効かない製品は承認しない」と明言。論文から不利なデータが除外されていたとして、学術的な誠実性の欠如も批判されている
FDAの上級職員はエポックタイムズに対し、この内部文書をCBER全職員に送付したこと、また調査が今年初めに開始されたことを認めた。
新しい調査によると、アメリカの成人の大半が、今年秋に更新された新型コロナワクチンの接種を望んでいないことが分かった。
米CDCは「ワクチンが自閉症と無関係」という従来の主張を撤回し、完全に否定する科学的根拠はないと公式に表明した。
新型コロナワクチンを巡る副反応報告数の異常な増加と、それに対する政府や審議会(検討部会)の対応に対し、市民の間で独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)および厚生労働省に真実の究明と制度の刷新を求める声が高まっている