(Kateryna Kon/Shutterstock)

健康な血管の50倍、プラーク内にマイクロプラスチック

新たな研究によると、微細なプラスチック粒子が人間の動脈内に存在し、閉塞がある動脈では、そのレベルが健全な動脈の50倍に達していることが確認されました。これにより、プラスチック汚染が心血管の健康を脅かす新たな要因となる可能性が指摘されています。

マイクロプラスチックは5mm未満の小さな粒子であり、さらに微細なナノプラスチックは1,000nm未満の大きさで、人体組織に侵入するほど小さいとされています。

「この種のプラスチックは、環境中、特に海洋のゴミ溜まりに多く見られます。長年かけて分解され、土壌や水に混ざり、最終的には食物連鎖に蓄積する可能性があります」と、本研究の筆頭著者であるニューメキシコ大学(アルバカーキ校)の血管外科医であり科学者でもあるロス・クラーク博士は、プレスリリースで述べています。

 

▶ 続きを読む
関連記事
残り物は便利な一方で、保存や再加熱の仕方を誤ると食中毒の原因になることがあります。鶏肉、ご飯、缶詰など身近な食品ごとに、注意したい保存の基本を紹介します。
毎日飲む水に潜むマイクロプラスチック。実は「沸騰」というひと手間で大きく減らせる可能性があるといいます。家庭でできるシンプルな対策と、その仕組みをわかりやすく解説します。
毎日の食卓に並ぶ魚やエビ。その可食部からもマイクロプラスチックが検出されたという衝撃の研究結果が明らかに。私たちの健康への影響は?知らずに口にしている現実と今後の課題を詳しく解説します。
魚や歯科アマルガム、調理器具、古い家屋など、日常生活には重金属暴露のリスクが潜んでいます。水銀や鉛が脳や神経に与える影響と、日常でできる予防法を専門医の解説から紹介します。
骨の中からマイクロプラスチックが検出――見えない汚染が老化や骨の弱化を招く可能性も。最新研究の内容と、今日からできる具体的な対策をわかりやすく解説します。