2025年2月21日、上海で人型ロボットの横に立つ人々。(Hector Retamal/AFP via Getty Images)

AI軍拡の新局面 ロボット化する中国共産党の脅威

中国の工場における産業用ロボットの設置台数は約28万台に達し、他のどの国よりも圧倒的に多い。中国共産党の官製メディアによれば、昨年にはそのほぼ2倍に相当する産業用ロボットを生産したという。多くの中国製ロボットは、オンボードシステムに「エンボディドAI(実体化AI)」を組み込んでいる。

中国に次いで産業用ロボットを多く使用しているのは日本で、設置台数は5万台未満、続いてアメリカが4万台未満だ。これは懸念すべきだろうか。答えはイエスだ。

中国の人工知能(AI)ソフトウェアの一部は、オープンソースとして公開され、体制の国際的なソフトパワーを高めると同時に、ハッキングや監視の裏口を世界に広げる形になっている。

▶ 続きを読む
関連記事
石油資源に恵まれたベネズエラは、社会主義体制の拡大と権力集中の末に経済崩壊と専制へ転落した。筆者は、その過程と教訓を通じ、自由社会が抱える危うさに警鐘を鳴らす。
イーロン・マスクのスターリンクは軍事優位と情報統制崩壊の恐怖を中共に与える。ロシア・ウクライナ戦争で実証された通信力に対し、中共は政治圧力、宇宙版ファイアウォール、衛星大量申請の三策で対抗するが、いずれも限界露呈
日本を揺るがす意外なシナリオ。対イラン軍事作戦の裏でもうごめく、沖縄の主権を標的にした巧妙な中国共産党の「分断工作」の正体とは? 日本が直視すべき危機の核心に迫る
中共の急速な軍事拡張にもかかわらず、日本が依然として平和主義憲法を維持している状況は日本の有権者にとって道義的には受け入れやすいかもしれないが、中共政府が日本は自国の領域を守るために戦わないと判断した場合、重大な危機を招く可能性がある
オーストラリア首相への爆破予告という暴挙を通じ、神韻公演を妨害する中国共産党の狂気を暴く。五千年の伝統文化を復興し世界で支持される神韻と、それを恐れ弾圧を強める中共。善と悪の対比を鋭く描く必読の論評