重慶市の火鍋店で従業員が屋外のゴミ桶から廃油をすくい取る様子が撮影され、SNSで拡散した。2025年8月19日。(映像よりスクリーンショット)
道徳なき体制が生む「食卓の不信」

中国の火鍋店員が廃油を回収 「下水油」疑惑で炎上

中国・重慶市の火鍋店で、従業員がゴミ桶から廃油をすくう映像が拡散され、食品安全への不安が一気に広がった。SNSでは「また地溝油(下水油、排水溝や下水溝から回収した食用油)か」と批判が殺到し、この話題は中国SNSでトレンド入りした。

店側は「従業員が売る目的で集めていただけ」と釈明したが、市民の多くは納得していない。

中国では、残飯を別の客に出す「残飯リサイクル事件」や、学校食堂職員が食材を足で踏みつけた事件など、食品をめぐる不祥事が相次いできた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党(中共)軍が、ロシアによるウクライナ侵攻で得られた戦訓を分析し、無人機(ドローン)の運用や対抗技術を自国の軍事力強化に活用している。
米国、EU、日本など15の国・地域が、EVやバッテリー、半導体、太陽光パネルなどの過剰生産能力への共同対応を表明した。中国は署名せず、専門家は米欧が多国間で連携し、中国(共産党)への圧力を強める動きと分析
米カリフォルニア州の中国系不動産仲介業者、張婉瑩が、中国政府のために台湾の頼清徳総統の家族を監視した疑いで逮捕された。過去に中国の工作員と疑われた方芳との共通点や、インフルエンサーへの接触にも注目が集まっている
フロリダ、アイオワ、モンタナ、ネブラスカ4州がTP-Linkを相次いで提訴した。Wi-Fiルーターの安全性や中国共産党との関係について消費者に誤解を与えたと主張。TP-Link側は訴えを否定し、独立した米国企業だと反論
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上