(Takamex / Shutterstock)

日本郵便に軽貨物車使用停止処分 地方への影響深刻 安全保障にも懸念

運転手の健康状態や飲酒の有無を確認する「法定点呼」が行われていなかった問題で、国土交通省は9月3日、日本郵便に対し、軽貨物車を使った貨物運送事業での法令違反を理由に、約100の郵便局に車両使用停止処分案を通知した。日本郵便には弁明の機会が与えられ、10月1日にも正式な処分が下される見通しだ。

日本郵便が2025年4月23日に公表した自社調査によると、全国3188局のうち2391局(75%)で点呼が不適切、65局で状況不明だった。国交省は全国の郵便局を対象に立入検査を進めているが、全局の検査完了には時間を要する見通しだ。

処分は貨物自動車運送事業法に基づき、「日車」(車両数×停止日数)で算定。点呼未実施には最大100日車、記録改ざんには60日車が科される。対象車両は局内の半数まで(1台のみの場合を除く)。正式な処分は10月に決定される予定で、最終的に約2千局、約3万2千台の軽貨物車が影響を受ける可能性がある。

▶ 続きを読む
関連記事
大阪・関西万博で来場者輸送に使用した「EVモーターズ・ジャパン」製のEVバスをめぐり、トラブルが相次ぎ安全性が確保できなかった問題で、国土交通省と環境省は補助金の返還を求める方針を固めた。巨額の税金を投入した同バスの導入をめぐっては、選定経緯の不透明さも指摘されている
半世紀ぶりの有人月飛行に挑む「アルテミス2号」。選ばれた4名の精鋭が、巨大ロケットSLSと宇宙船オリオンで未知の深宇宙へ旅立つ。史上初の記録更新や最新の科学実験など、人類の未来を懸けた10日間の全貌に迫る
4人の宇宙飛行士が、月を周回して帰還する10日間の旅に出発した。
中国留学生の踏み倒し? カード乱用と家賃未払いのまま帰国。一部の不正が全体の信用を揺るがす。同じ華人からも「迷惑だ」と怒りの声が上がっている
100億光年先の銀河「J0218−0036」が、わずか20年で20倍も減光したことが判明。超巨大ブラックホールの「燃料」激減によるこの発見は、宇宙の進化は緩やかであるという従来の常識を覆す快挙だ