2025年8月末、中国・遼寧省の大学で学生の集団食中毒が発生した。(動画よりスクリーンショット)
声を上げれば公安が介入、大学は教育の場ではなく体制の宣伝装置に

「学生集団食中毒」より「軍事パレード」優先 告発者には公安から脅迫

中国・遼寧省の瀋陽師範大学で8月末、学生や保護者が相次いで嘔吐や下痢を訴える集団食中毒が発生した。外部業者が供給する水が原因とされ、食堂を利用した多くの人が発熱や下痢で病院に殺到。大学周辺の診療所は学生など大学関係者の患者であふれた。

この非常事態にもかかわらず、学校側は安全に関する告知や救済措置を一切取らず、逆に「パレード鑑賞」への動員通知を出すなど、冷淡な姿勢を見せた。事件直後には公式投稿のコメント欄を即座に閉鎖し、学生の声を封じ込めたのである。さらに、被害をSNSで告発した学生には公安から「投稿を削除せよ」との脅迫が届き、徹底した隠蔽工作が進められていることも明らかになった。

学校の無策と冷血ぶりに加え、体制そのものが被害を訴える学生の声を抑え込んだ格好だ。学生や保護者の間では、怒りと失望が急速に広がっている。

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