江蘇省連雲港の港で9月5日、船積みのために積載する様子( CHINA OUT AFP PHOTO)

中国 8月のレアアース輸出が前月比で3.4%減少 

中国税関が8日に発表したデータによれば、2025年8月の中国におけるレアアース輸出量は前月比3.4%減少している。

データによると、世界最大のレアアース生産国である中国は、8月に5792トンのレアアースを輸出した。レアアースは、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、およびランタン系元素を含む17種類の化学元素の総称であり、自動車、民生用電子機器、防衛分野など幅広い用途がある。

これに対し、7月の輸出量は5994トンであり、2024年8月の輸出量は4723トンであった。中国のレアアース磁石の輸出量は、7月に6か月ぶりの高水準に回復していた。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が発表した中国の10月の景況指数は、製造業、非製造業ともに景気判断の節目となる50を下回った。製造業は9月に一時回復したものの、10月には再び悪化し、中国経済全体に減速の兆しが広がっている
中国の自動車市場で販売低迷が深刻化。例年の繁忙期「金九銀十」がほぼ消滅し、10月の国内販売は約25%減少した。野村証券は需要が2014年の水準に落ち込んだと分析
中国共産党(中共)の軍機関紙が最近、「倹約による軍建設」を集中的に宣伝し、空軍のある部隊では集中訓練で「使い古した書類かばんを支給」した。北京大学などの大学も「節約生活」の徹底を呼びかけ、「節約はスローガンではなく、生き残りの問題だ」としている。
中国の土地競売で10月の平均プレミアム率が1.4%に低下し、今年最低を記録した。北京・上海・深圳では土地の競売が行われず、地方では国有企業による最低価格での落札が目立つ。住宅販売制度の新政策も不動産企業の資金繰りを圧迫
中国の10月の製造業PMIは49.3となり、景気判断の節目となる50を下回った。中共当局は連休などの影響を挙げるが、輸出や政府支出への依存、内需低迷、不動産不況など、中国経済の構造的な問題が浮き彫りに