米カリフォルニア州ロサンゼルス国際空港で駐機する大韓航空機。(Daniel Slim/AFP via Getty Images)

韓国 専用機を派遣し米国から労働者300人を帰国へ

アメリカの電気自動車バッテリー工場建設現場で違法就労とされて拘束された韓国人労働者約300人が、大韓航空の専用機で帰国する運びとなった。韓国政府は強制送還ではなく自主的帰国を重視し、今後の再入国にも配慮した対応を進めている。

大韓航空の広報担当者は9月9日、専用機をアメリカ・アトランタに派遣し、米移民税関執行局(ICE)の拘置下にある韓国人労働者を最速で9月10日夜に帰国させる予定であると明らかにした。

広報担当者によれば、派遣される航空機はボーイング747-8i型旅客機で座席数は368席である。同機は韓国・仁川から米ジョージア州アトランタまで飛行し、その後仁川へ戻る計画である。

▶ 続きを読む
関連記事
米政府監査院(GAO)の分析で、オバマケア補助金に社会保障番号の不正利用や死亡者の名義悪用が多数確認され、数十億ドル規模の損失が生じている可能性が明らかになった
米テキサス州で女性のプライバシー法が施行。生物学的男性の女性用トイレ利用禁止や、州施設における性別区分義務付けなど、公的空間の安全確保を強化。
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供