Alphabet傘下のWaymo社は、小型バンを改造した自動運転車を運行しており、現在カリフォルニア州で唯一、公道において完全自動運転車の走行試験を認められている企業である。(Shutterstock)

米警察 自動運転車が交通違反も違反切符交付できず

カリフォルニア州サンブルーノ市で、ウェイモ(Waymo)社の自動運転タクシーが交通違反で警察に停止させられる事案が発生。しかし運転者が不在のため違反切符を発行できず、法規制の課題が浮き彫りになっている。

サンブルーノ警察署は9月28日、この出来事を公式SNSに投稿した。発表によれば、9月27日早朝、飲酒運転の検問を行っていた警官の目前で、Waymoの自動運転タクシーが禁止されているUターンを行った。警官が車両を停止させ確認に向かったところ、車内には誰も乗っておらず、現場は一時的に驚きと笑いに包まれたという。

警察によれば、同署が自動運転車の交通違反を取り締まるのは初めてであり、「違反切符の様式に自動運転車を想定した欄が存在しない」ため、交付ができなかったと説明している。同署はすでに議会に法整備を求めており、今後は企業などに直接違反通知を発行できるよう制度改正を働きかけている。

▶ 続きを読む
関連記事
米ミネソタ州とイリノイ州がトランプ政権による移民・関税執行局(ICE)の急派を「違憲」として提訴。多様性を守る州側と、法執行の正当性を主張する連邦政府が激しく対立。地方自治の権限を巡る攻防が法廷へ
バイエル社とそのモンサント部門は、新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンの製造業者に対し、モンサントが1980年代に開発し特許を取得した技術をワクチンに使用したと主張し、提訴している
米ミシシッピ州で6人が死亡する銃乱射事件が発生した。24歳の男が親族や7歳の少女らを殺害した疑いで拘束されている。検察は死刑相当の重大犯罪として、死刑を求刑する方針を明かした
ミネアポリスで起きたICE職員による女性射殺事件の新映像が公開された。JD・ヴァンス副大統領は正当防衛を主張するが、野党側はこれを批判している。FBIが捜査を行う中、抗議活動も拡大している
米ミネアポリスでICEの任務中に女性が射殺された事件を受け、抗議デモが激化。連邦当局は非致死性弾やガスを使用し、不法集会を宣言して逮捕者を出す事態となった。市長は当局の主張を批判し、市と連邦の対立も深まっている