豪雨を言い訳に繰り返される中国の崩落事故
中国でまた高速道路が突然崩落 雨のせい? それとも「手抜き工事」のせい?
10月7日夜、中国南部を東西に貫く主要幹線、広州—昆明高速道路(G80広昆高速)で崩落事故が発生した。広西チワン族自治区の百色(ばいせい)市付近で、長さ約30メートル、深さ2メートルを超える大きな陥没が確認され、道路は完全に封鎖された。
官製メディアは「連日の大雨で川の水位が上がり、地面がゆるんだ」と説明した。とまあ、つまりはいつものように「雨のせい」である。だが世論は冷ややかだ。誰もそんな説明を真に受けない。「周囲は無事なのに高速だけ崩れるのはおかしい」「どうせまた手抜き工事だろう」皮肉と怒りの声が民間で渦巻いた。
実は「天候のせい」は、中国当局のお決まりの説明だ。
関連記事
中国・広西で地震後、不気味な異変が続出。人気の湧き水スポットが一夜で干上がり、道路陥没や大量のヒキガエル、異常に飛び回る鳥まで確認され、現地で不安が広がっている
トランプ訪中の直後、プーチンが慌ただしく北京入り。狙いは「トランプ・習会談」の核心情報か。それとも中露による新たな対米戦略か。水面下で進む駆け引きと、中ロ首脳会談の内幕とは。
最近、中国の江西省や湖南省など各地が豪雨に見舞われた。排水設備の未整備に加え、当局が住民への通知なしにダム放流を行い、被害が拡大した
中国SNSで流行していた「口から火を吹く演出」をまねた中国の女優が顔に大やけど。あなたも一度は見たことがあるかもしれない「映える危険動画」。
日本でも他人事ではない
中共当局が米中首脳会談を経済回復のきっかけにしたいとの思惑は、足元の経済指標によって揺らいでいる。最近発表された一連のデータによると、中国の4月の主要経済指標は軒並み市場予想を下回っている