2025年10月14日、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、ワシントンD.C.のホワイトハウス・ローズガーデンで行われた式典において、暗殺により亡くなった保守派活動家チャーリー・カーク氏(Charlie Kirk)に対し、大統領自由勲章を追贈し、その勲章を妻のエリカ・カーク氏に授与した。(Alex Wong/Getty Images)

チャーリー・カーク氏へ大統領自由勲章 トランプ大統領 暗殺事件後に追贈

10月14日、トランプ米大統領は、暗殺された保守派活動家チャーリー・カーク氏の32歳の誕生日に、大統領自由勲章を追贈した。カーク氏の死を受け、米国社会では政治的暴力への批判が高まり、保守運動やターニング・ポイントUSAにも新たな注目が集まっている。

大統領自由勲章は、米国で民間人に贈られる最高の栄誉であり、創設以来の受章者は670人にとどまっている。トランプ大統領は式典で「本日、私たちは無畏の自由の闘士であり、人々に愛された指導者を悼み、その功績をたたえる。一度も見たことのない形で次世代を鼓舞した人物だった。揺るぎない信念、卓越した資質、そして比類なき愛国心をもって生きた男、亡くなったチャーリー・カーク氏を讃えたい」と述べた。

カーク氏は保守系市民団体「ターニング・ポイントUSA(Turning Point USA)」の創設者であり、2025年9月10日、ユタ州のユタ・ヴァレー大学で開催された講演会の最中に銃撃を受け、死亡した。この事件は全米に衝撃を与え、政治的暴力を非難する声が一層高まる契機となった。

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