金価格が6%超下落 過熱感と停戦期待で売り優勢に
金価格の急騰が続いていた中、21日には相場が急落し、一時は1オンスあたり約300ドル下落して4100ドルの節目を割り込んだ。金融アナリストの間では、市場が調整局面に入ったとの見方や、欧州9か国首脳の最新声明によってロシアとウクライナの停戦に向けた動きが現実味を帯びたことが、金価格下落の主要因となったとの分析が広がっている。
10月21日、国際スポット金価格は急落し、取引時間中に一時1オンス=4082.03ドルまで下落、下落率は6.3%に達した。これは2013年4月以来最大の一日下落幅であり、前日に記録した史上最高値(1オンス=4381.52ドル)からほぼ300ドルの下落となる。
同日の取引では、国際スポット銀価格も最大8.7%下落し、1オンス=47.89ドルを付け、50ドルの節目を割り込んだ。
関連記事
日産自動車と部品サプライヤーは、電気自動車用モーター技術を開発し、新型リーフ電気自動車のモーターにおけるレアアース使用量を大幅に削減、中国産レアアース鉱物への依存を低減した。
【経営幹部必読】中国等を念頭に置いた国家主体の技術窃盗リスクが急増する今、技術流出対策は現場任せにできない「最重要の経営課題」だ。経産省「技術流出対策ガイダンス」第2版を紐解き、経営トップが主導すべき全社的な防衛策を解説する
日本の企業を取り巻く環境は、効率重視のグローバル化の時代から、地政学リスクを踏まえた対応が不可避な時代へと大きく転換している
中東紛争に関連するエネルギー供給の混乱により、景気後退並みの減速と物価上昇圧力の激化が懸念される
片山さつき財務相は10日の衆院財務金融委員会で、為替市場や原油市場における投機的な動きの加速に強い懸念を示し、政府として万全の対応を取る考えを強調した。