中国から米国への輸入激減 八割で50%超減少
2018年以降、米中貿易戦争と関税強化を背景に、アメリカへの中国からの主要輸入品8品目で50%超、5品目は60%超の減少となった。ベトナム、メキシコなど他国からの調達シフトが進み、世界のサプライチェーン再編が加速している。
アメリカ国勢調査局の7月時点の最新データによれば、対中貿易赤字は2018年から現在までに52.94%縮小した。今年の1月から7月の7か月間で赤字額は2965億4千万ドル(約45兆円)から1949億8千万ドル(約29兆6千億円)へ減少している。
アメリカ経済誌「フォーブス」の報道によると、中国からの輸入は減少したものの、中国製品の多くは依然としてアメリカ市場に出回っている。ただし現在は「ベトナム製」「インド製」「台湾製」「カンボジア製」など、他国の原産地表示へ変更されているものも多い。このため、トランプ政権は原産地偽装製品に対して最大40%の関税を課している。
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