10月29日、慶州アートセンターで開催されたAPEC CEOサミットで演説するトランプ米大統領(ANDREW CABALLERO-REYNOLDS/AFP via Getty Images)

トランプ氏 訪韓中の米朝首脳会談を見送り 北側から応答なく「設定されず」

トランプ米大統領は、2025年10月下旬の韓国でのアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議関連の訪問を機に、北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談が行われるか注目されていた。しかし、10月27日付のアメリカ政府高官や韓国側の報道によると、今回の訪韓日程には金氏との会談は「含まれておらず」実際に設定されていないことが明らかになった。

トランプ大統領自身は10月27日、「ぜひ会いたい」「もし彼(=金氏)が望むなら、会える状況にある」と明言していた。米機内で報道陣に対し、「彼は私が訪韓することを知っている。もし会いたいなら、私は駆けつける」と語った。しかしながら、10月29日時点でも北朝鮮側からは公式な返答や具体的な調整が確認できず、アメリカ側・韓国側ともに会談は確定的なものにならないとした。

今回の訪韓をめぐる米朝首脳会談は「実質的に見送り」扱いとなった。トランプ氏が10月27日に公開した発言や、米・韓の政府関係者のコメントから「会いたい意向はあるが、今は設定されていない」という構図である。

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