オランダ政府が中国企業子会社の半導体メーカーを接収 中国資本による技術流出と安全保障を懸念
オランダの複数のメディアは27日、オランダ政府が9月に同国の半導体企業「ネクスペリア」を接収したのは、同社のCEO・張学政氏が機密情報を中国へ流出させ、欧州事業を分割したうえで生産拠点を中国へ移転していたとの懸念が背景にあると報じた。
ロイター通信は27日、政府関係者4人の話として、張学政氏が欧州で従業員4割の削減計画を立て、ミュンヘンの研究開発拠点を閉鎖する予定であったと伝えている。張氏は、ネクスペリアの中国の親会社「聞泰科技(ウイングテック)」の創業者でもある。
オランダの裁判所は1日、張学政氏のCEOとしての職務を一時的に停止した。関係者によると、その前に張氏はすでにイギリス・マンチェスター工場の機密情報を聞泰科技の工場に移しており、その中にはチップ設計データや機械設定情報などが含まれていたという。さらに、ドイツ・ハンブルク工場の設備を中国へ移転する計画も進めていたとされる。
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