写真は、2025年1月17日にインドのニューデリーで開催された「Bharat Mobility Expo」で展示されたトヨタ・レクサス(Elke Scholiers/Getty Images)

脱中国依存進む トヨタなど日本大手3社 インドで新工場建設へ

中国への依存を減らし、グローバルな供給網を再構築する動きが進む中、トヨタ自動車、本田技研工業、スズキの日本大手3社がインドへの大型投資を加速させている。3社は数十億ドル規模を投じて新たな自動車生産ラインや工場を整備する計画で、インドがアジアの次世代製造拠点として存在感を高めている。

ロイター通信によると、世界最大の自動車メーカーであるトヨタと、インドで約4割のシェアを持つスズキは、それぞれ合わせて総額110億ドル規模の投資を発表。世界第3位の自動車市場であるインドにおいて、製造および輸出能力の強化を図るとしている。さらに先週、ホンダもEVの新型車をインドで生産・輸出する計画を明らかにした。

業界関係者によれば、インドの低コストな労働力、豊富な人材、そしてモディ政権による投資優遇策が、日系メーカーが中国から製造拠点を移す主な要因となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
サンタクロースに手紙を書くと、返事が来る? ドイツの小さな町には、毎年28万通ものサンタ宛て手紙が届き、郵便局員が返事を書いているらしい
サンタはもう空の上。米防空司令部が今年も「追跡中」と発表。吹雪でも問題なし、配達は夜9時以降。
クリスマスの灯りが世界各地でともる。宗教や国の違いを越え、人々はそれぞれの思いを胸に、静かにイルミネーションを見上げている。
クリスマスに何をもらったらうれしい? 箱の中の父親と、初めての子犬。読んだあと、心が少しあたたかくなる話。
台湾中央気象署によると、24日午後5時47分ごろ台湾東部の台東県付近でマグニチュード6.1の地震が発生した。最大震度は台東卑南で5弱。各地で震度1~4を観測し、防災警報(国家級警報)が発令された