まもなく「ダブルイレブン」 返品制度を悪用する客に業者が「物理的防御」で対抗
中国通販で異変 服に鍵と巨大タグ?「着て返す客」を止める苦肉の策
まもなく中国最大の通販セール「ダブルイレブン(11月11日)」が始まる。しかし業者たちを悩ませているのは、販売競争よりも「着て返品する客」の存在だ。
中国の通販サイトでは「7日以内なら理由を問わず返品できる」という制度があり、本来は消費者保護のために設けられたものだ。だが近年、この制度を悪用し、一度着て外出したあとに返品するケースが急増している。
公開データによると、女性服の返品率は50〜60%、ライブ配信販売では80%を超えるという。多くは品質に問題があるわけではなく「数日だけ着て写真を撮って返す」「イベントで着て使い終えたら返品する」などの行為が横行している。
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