中共が新型空母を大々的に宣伝しなかった理由とは
中国共産党(中共)最新空母「福建号」が正式に引き渡されたが、驚きの控えめ報道。電磁カタパルトや旧式動力など技術面の不安、戦闘運用能力に課題が多く、習近平自らの決断と責任が問われる。空母軍拡が加速する中、福建号の実力と周辺国への影響を読み解く。
11月5日、福建号は正式に就役したものの、新華社の報道は2日遅れでの発表である。宣伝用資料も即座には公開しなかった。引き渡し式典の規模は明らかに縮小し、国防部の定例記者会見でも福建号に関する言及は一切なかった。なぜこれほどまでに控えめな対応を取るのか。
11月7日、中共機関紙の新華社は、福建号が11月5日に海南・三亜の軍港で引き渡され、中共党首習近平が出席したと報じた。およそ2か月前には、福建号は南シナ海で海上試験を実施し、J-15T、J-35、空警-600の3機種の艦載機が初めてカタパルト射出による発進を行ったとして、大々的に宣伝していた。それに比べ、正式就役時の報道は異例なほど控えめである。
関連記事
曾祖父から譲り受けた米国債の思い出を機に、難解な現代金融システムの真実に迫るエッセイ。国債やレポ市場、銀行の信用創造、ドルの価値が薄まる本質を、実体経済と市民の視点から平易に解き明かし、財政のあり方を問う
ポルノやゲームなどのテクノロジーが手軽な「報酬」を与え、若者が大人の男になるための成長の原動力を奪っている。仮想空間の安楽さから抜け出し、現実の困難や責任に立ち向かう勇気を持つよう呼びかける力強い論考
最先端の農業技術とは、新たな機械ではなく自然の摂理そのものである。最新研究をもとに、土壌の炭素貯蔵と豊かな生態系を回復させ、収益性と地球環境の再生を両立する「再生型農業」の真価を問い直す一編
国際機関やグローバリズムが進む現代において、国家主権や権力の行方はどう変容しているのか。伝統と現代の秩序のあり方を深く問い直す論考
『論語』学而篇の最終章を読み解き、他者からの評価や名利という執着を手放す生き方を解説する記事です。学ぶ本当の意味や、人生の修練の本質に迫ります