大紀元

『九評』発表から21年 中国人に中共の本性示す 脱党を後押し

今年11月19日は、大紀元の社説『九評共産党(共産党についての九つの論評)』が発表されてから21周年にあたる。

同社説は、豊富な歴史資料と事実、核心を突いた鋭い分析によって、百年以上にわたり人々に深刻な災厄をもたらしてきた共産主義運動、とりわけ中国共産党に対して、歴史的な総評を下したものである。

『九評』の発表以降、中国共産党・共青団・少先隊からの脱退(以下「三退」)が広がり、「三退運動」は「中国国民の全国民的な精神の覚醒運動」とも称されるようになった。今年11月19日時点で、三退を表明した人は世界全体で累計4億5461万人に達している。

『九評』発表直後、2005年1月13日に大紀元は「厳粛な声明」を発表し、「共産党の末日は間もなく訪れる。しかしこの邪悪な党(魔教)は、歴史の中で、人々や神仏に対して天地に背くような大罪を犯してきた。天は必ずこの悪魔を清算する。もしある日、天が人間を導いて共産党を裁かせるとき、そのいわゆる『堅固な邪悪な党員』たちも決して見逃されることはないだろう」と指摘した。

声明では、共産党および関連組織に参加したすべての人々に対し、速やかに脱退し、共産党という邪悪な組織との一切の関わりを断つよう呼びかけている。これが、世界中の華人による党・青年団・少先隊からの脱退、すなわち「三退」の大きな潮流を生み出した。

全世界脱党サービスセンターの汪志遠会長は、「天が中共を滅ぼす前に、この邪教・中共から脱退すれば、天が中共を滅ぼす大きな災厄の中で中共のために命を落とすことはなくなる。さらに、人類が中共の罪を清算するときにも連座を免れ、自分と家族のために明るい未来を得ることができる」と語った。

統計によると、今年1月から10月にかけて全世界脱党サービスセンターで実名による脱党を申請した人の数は前年同期比で32.2%増加した。今年11月19日時点で、大紀元のサイト上で公開声明として、三退を発表した人数は4億5461万4803人に達している。

江西省撫州市に住む劉天昊さんは、11月14日の脱党声明の中で、かつて自ら望んで共産党の黒い手先となってしまったことを深く後悔していると語った。インターネット封鎖を突破して真相を知った後、劉さんは『九評』を印刷して学校で配布し、自らの罪を少しでも軽くしようとしているという。

全世界脱党サービスセンターの汪志遠会長は、中国人が中共の党・青年団・少先隊から公に脱退することは「歴史上、最大の良心の行動である」と語っている。

汪志遠氏は、「人々はこの脱党証書を、歴史的な収蔵価値を持つ、非常に意義深いものだと考えている。これは歴史の証しであり、この暗黒時代に良心と正義を選び、正義の側に立って自分のなすべきことを行った証でもあるのだ」と指摘した。

国際社会でも、中共の脅威への認識が高まっている。トランプ米大統領は、11月7日の「共産主義犠牲者追悼の日」に、11月2日から8日を「反共産主義ウィーク」と宣言した。

ホワイトハウスは、声明で「共産主義に断固として抵抗し、自由と人間の価値を守る。いかなる政治体制も、人々の自由意志と良心に取って代わることはできない」と表明している。

米連邦議会のベテラン下院議員であり、米中経済安全保障調査委員会(CECC)の議長を務めるクリス・スミス氏は、法輪功学習者や「三退」を支援するボランティアに対して次のように述べた。

「皆さんの勇気に深く感動しており、弾圧の状況に心を痛めている……なぜ中共は善良さや善行を脅威と感じるのだろうか。理解に苦しむ……独裁政権はやりたい放題だが、私たちは勇敢に立ち向かわなければならない」

長年脱党を支援している法輪功学習者の時力君さんは、観光地での活動や電話を通じた呼びかけなどを続け、人々に中共からの脱退を勧めてきた。

時力君さんは、「まだ『三退』をしていない皆さん、どうか一日も早く目を覚まし、共産党の邪悪さを見抜いてほしい」と語り、「共産党は、中国人が賢くなることを望んでいない。人々が愚かであればあるほど支配しやすいからである。自ら善悪を判断する力を持たない人間をつくり上げようとしているのだ。だからこそ、皆さんが一日も早く覚醒し、より良い未来をつかむことを心から願っている」と述べた。

『九評共産党』は、中国語の簡体字版と繁体字版のほか、英語、日本語、ドイツ語、フランス語、韓国語、ロシア語、スペイン語、ベトナム語、イタリア語など30カ国語以上に翻訳・出版されており、中国本土・香港・マカオ・台湾、さらには世界各地で広く読まれている。

中共の本質を理解するうえで大きな助けとなる、最も広く流布し、影響力が大きく、多くの人々に恩恵をもたらしている書籍となっている。

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